ペンギンの本
本屋さんに行くと、さまざまなペンギン関連書籍を見つけることができます。写真が美しかったり、最新の分類基準にしたがっていたりとそれぞれに魅力がありますが、その中でペンギン1種あたりの「情報量」のナンバーワンを挙げるとしたら、デイビッド・サロモ…
たとえば猫というのは人間には理解しがたい行動をしばしばとる生き物ですけれど、その行動の多くには、きちんと意味があります。 猫が私の手にコツンと頭突きをしてきたら、それは親しい仲間への猫流の挨拶。撫でてやるとゴロゴロ言いながら前足をぐーぱーす…
ペンギンを扱った図鑑は多く刊行されています。 精彩な写真を大きく、豊富に配したビジュアル重視のものが多くありますが、そのなかでもとくに美しいのが、水口博也、長野敦編著の『絶景・秘境に息づく世界で一番美しいペンギン図鑑』(誠文堂新光社)です。…
動物園には「レクリエーション」「教育」「研究」「種の保存」という4つの役割があると言われています。 いずれも重要な役割ですが、すべてに共通することは、動物を飼育管理下において行われるものである、ということです。 どんな大義名分があるにせよ、動…
国立極地研究所の渡辺祐基さんが監修された「それでも頑張る! どんまいなペンギン図鑑」を読みました。 なによりタイトル、タイトルがどんまい。残念な、とか、変な、とか、最近、動物へのリスペクトがあまり感じられない「いじる系」タイトルの動物本がブー…